現地視察

亀岡、京都、近江へ3プラン
現地視察1-亀岡・圃場視察

亀岡市保津町一帯は、「丹波富士」とも呼ばれる雄大な牛松山の麓に広がる、豊かな自然資源を有する農山村です。同地では、2008年から現在まで、地域住民、亀岡市、龍谷大学LORC、立命館大学地域情報センター、地元関係機関等との連携の元、バイオ炭による炭素隔離を通じた温室効果ガスの削減と都市から農山村部への資金還流を両立させるしくみづくりを目標とした、“亀岡カーボンマイナスプロジェクト”が展開されています。本プロジェクトは、地域スケールでのバイオ炭による炭素隔離の試みに着眼点が置かれおり、住民参加による炭焼きや地域産品づくり、食育、地域内カーボンクレジット取引など、バイオ炭による炭素隔離を核として、総合的な地域振興を目指す取り組みが行われています。現地視察の当日は、住民参加型の炭焼き、堆肥センター、地域産品を栽培する圃場へのご案内を予定しております。みなさんの地域でも適用できるなにか良いヒントが提供できればと思います。ご参加お待ちしております。


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現地視察2-滋賀・あいとうエコプラザ視察

滋賀県東部は湖東三山と呼ばれる古刹で有名な地域で、紅葉の季節にはたくさんの観光客や参拝者でにぎわいます。その程近くにある「あいとうエコプラザ菜の花館」は、資源循環型の地域づくりを進める拠点施設として設立されました。愛東地区は、「菜の花エコプロジェクト」の日本における出発点としても知られ、早くから地域循環型のモデルとして注目されてきました。施設には、BDFプラントや炭化プラントなどがあり、住民参加型の地域循環モデルを身近に実感できるようになっています。BDFプラントでは、各家庭から回収される廃食油を精製して作られたバイオディーゼル燃料が、車の燃料などに使われています。また、炭化プラントでは、地域で発生するもみ殻や間伐材・剪定枝を炭化し、炭を土壌改良材として利用することで、環境にこだわった農業を推進しています。炭化時に発生する熱は、施設内の暖房にも利用され、省エネを実現しています。

あいとうエコプラザ菜の花館 http://www.city.higashiomi.shiga.jp/nanohanakan/index.html
近江路観光ガイド<湖東三山> http://www.ohmitetudo.co.jp/outdoor/spot/kotou/sanzan.html

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現地視察 3- 京都・市内ツアー

このコースでは、京都の名刹、歴史遺産を巡り、祇園や先斗町での散歩を楽しみながら、世界遺産都市を堪能していただきます。着物やお茶などの体験も計画しています。バイオ炭の議論を一休みして、日本の良さを再発見してみませんか。

 

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